11月14日に名古屋市のポートメッセなごやで開催された「第69回日本生殖医学会学術講演会」に、牧野院長と胚培養士3名が参加しました。
様々な講演や発表がありましたが、最近注目されている「ファスト融解」についていくつかの発表があり、当院の胚培養士から質問もさせていただきました。
ファスト融解: 従来の方法では1個の胚を融解するために室温(25℃前後)で10分程度の時間をかけていましたが、ファスト融解では1分で融解が可能で、37℃から温度を下げる必要もありません。議論が行われているところではありますが、良好な成績の臨床報告もすでにいくつか出てきています。
全国から集まった胚培養士の皆さんと情報交換を行うこともできて、充実した1日となりました。これらを日々の業務に取り入れ、成績向上に結び付けることができればと考えています。また、来年以降の学会では当院からも発表を行っていきます。