卵子の元になる原始卵胞は、女児がまだ母体内にいる胎生5ヶ月頃に最も多く約700万個作られますが、生まれてくるころには約200万個となり排卵が起こり始める思春期頃には30万個まで減少し、35歳位になると2~3万となり、30代後半となると急激に減少し、1000個以下になると閉経します。
そのうち生涯にわたり排卵する卵子は400~500個と全体の1%もありません。
排卵する卵子の年齢は実年齢とほぼ同じであり、卵子の細胞は女性が生まれる前に作られ、生まれてから卵子が増えることはないのです。
女性の年齢の増加に伴い、卵巣内で卵子が老化すると染色体異常が増加すると考えられています。