培養室より 日本卵子学会で学会発表を行いました

 5月31日~6月1日に広島市で行われた日本卵子学会に当院から牧野院長と胚培養士1名が参加して、当院の胚培養士が「1-minute胚融解法は従来法と同等の移植成績が得られる」という演題を発表しました。

この方法は、従来は室温で10分ほどかけて行っていた胚の融解を、通常、胚を培養する温度である37℃のまま、室温に下げずに1分で融解を完了させる方法で、すでに国内外から複数の論文が出ており、当院でも取り入れているものです。

今回、質問もいくつかお受けするなど、注目度の高い内容だったと考えています。

 他の施設からも、胚の融解や融解後の回復培養についての発表があり、興味深く聴くことができました。

当院の業務にも取り入れていければと考えています。